2006年02月07日

障害者の方々が安心して利用できるように〜名古屋市交通局の試み

先日、電車の中でこんな体験をした。

腕時計を忘れて、時間を確認しようと思い、バックから携帯を出したときの事。

目の前の男性が、血相を変えて立ち上がり、
「携帯、やめてくれませんか。ペースメーカー入ってるんです」とひと言。

しまった。優先席の前だった。「すみません・・・」

携帯を使うつもりは無かったが、この方にものすごい緊張感を与えてしまったかと
思うと、申し訳ないの気持ちでいっぱいだった・・・

一見とても健康そうな若い男性。周りからは判断しにくいが、彼は大変な
リスクを負って電車に乗っていたのだろう。


皆さんは、 「内部障害者」という方々の存在を意識した事はあるだろうか?

内部障害者は心臓や腎臓、呼吸器といった機能に障害があり、
日常生活の活動を制限され、身体障害者手帳を持つ方々の事。


一目で分かる肢体の不自由な方々に比べたら、周りは気づきにくいということもあって、
交通機関などではつらい思いをされたりする事も多いのだろう。


さて、名古屋市交通局では、こんな取り組みを始めている。

「市バスと地下鉄の優先席を増やし、優先席マークのデザインや色も一新する。

優先席マークには、内臓などに障害のある「内部障害者」の表示を加えた。

全国の地下鉄、公営バスで 初めてという


全体的に優先席を増やす・・・というのももちろんすばらしい取り組みだが、
ポイントは、 「内部障害者」の表示を加えた事だろう。

(7日放送の「RADIO i」で取り上げ、詳しくは
BUSINESS Today online」で紹介しています。)


紹介記事の該当部分を引用すると・・・

「従来の優先席マークは高齢者や妊婦、小さな子ども連れなどを記していた。

内部障害者は心臓や腎臓、呼吸器といった機能に障害があり、
日常生活の活動を制限され、身体障害者手帳を持つ人が対象。

デザインは胸にハートマークを表示し、内部障害者が
安心して利用できるように配慮した。

市内の身体障害者約七万二千七百人のうち、内部障害者は約三割を占め、
肢体不自由者に次いで多いという」


BUSINESS Today online〜より


本当の意味でのバリアフリーを具現化するには、こういった、
地域の交通機関や、自治体などの取り組みも、第一歩となるに違いない。

もちろん、私たち一人一人の意識改革が大前提だ。

今回の名古屋市交通局の試みが、全国に波及するといいのだが。


PS.6日の東横インの社長の会見は、およそ1週間前の発覚直後の会見と比べ、
まるで別人でしたね。彼の意志改革は実現するのでしょうか??
posted by akemin at 01:40| Comment(2) | TrackBack(1) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「携帯電話の電波を受け付けない医用機器」というのはやはり現実には難しいのでしょうか?


素人ながらそう思いました。
Posted by けんじ at 2006年02月07日 21:45
>けんじさん、
おっしゃるとおり、携帯の電波の影響が無い医療機器が登場すれば、すばらしい事ですね。
何よりも障害のある方の安全・安心度は計り知れないでしょう。
医療機器メーカーには一日でも早い開発を望みたいですし、
そんな企業があれば応援したいです。

またご意見下さいね☆
Posted by akemin at 2006年02月07日 22:20
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