2006年03月26日

市町村「大合併」の影響

実家に荷物を送ろうとコンビニに持って行き、住所を記入したら、
端末でチェックしていた店員が、「その地名は、〇〇市になってますよ」とひと言。

そういえば、お正月に帰った時に、父が 「町が合併して市になる」と
言っていたような・・・。

この3月末までに合併すると、財政面で国からの優遇措置が受けられるとあって、
駆け込み的に合併した市町村が多いという。

結果、市町村数が全国で1821となり、なんと4割も減少すると
いうのだ。

昨日の日経新聞の夕刊でも取り上げていたが、合併によって、
公共料金や税金が変更、負担増になるケースも少なくないという。

記事によると、合併により、一般ごみなどの料金は下がるケースが多いが、印鑑証明や、
高齢者が日帰りで通うデイサービスなどは、高い自治体に一本化される傾向にあるという。

そんなしわ寄せが暮らしにじわりと響いてくると何のための合併なのかと思ってしまう。

大きな単位になることで、様々なメリットももちろんあるのだろうが、
地域独自のきめ細やかさが失われはしないのかと危惧してしまう。

それと心情的に残念に思うのは、地名の問題だ。

うちの実家のある地域はかろうじて地名は残ったが、消えたり変わったりする地域も多い。

慣れ親しんだ地名が無くなるとしたら、その土地で育った思い出も薄れてしまうようで、寂しい気がする。自分の生まれ故郷が昔のままの名前で語り継がれなくなってしまうのだから。

私は、日本の田舎の象徴でもあった「村」という響きがすごく好きだった。

実家のある辺りは「町」ではあったが、雰囲気は限りなく「村」に近かった。

その「町」や「村」が減少し、「村」が無くなる県は、新たに11県になるという。
「村」という存在を知らずに育つ世代が今後増えるのだろう・・・


父に電話して聞いてみた。

「合併で、少しは町も裕福になるんじゃない??」

すると父は、「とんでもない。裕福な隣の〇〇町は、合併に参加しないのだから」

なんと、そんな落とし穴もあったのか・・・

ますます不安になった。

posted by akemin at 02:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうですよね!
市町村合併の落とし穴はゴミ問題等の施設のに莫大な予算が掛かる事が・・・
焼却するにも小さな施設ではダイオキシンや環境ホルモン・・・
大都市でも予算があっても場所がない・・
これからゴミ一つとっても一町村では処理できなし、隣に持っていけば病原菌を・・・
これは、国が本来やるべき事が出来なくなり市町村に・・・・
ただ、日本には古来よりゴミを資源に・・・
恐れる事は無いのでは?危機管理は必要ですが
家電品(PSE)の例が良い例では・・・
ビンテージ市町村名は復活すれば・・
Posted by ys at 2006年03月30日 15:29
>ビンテージ市町村名、いいアイディアですね。

大合併には、さまざまな問題はありそうですが、
地域の特徴も出しやすくなった部分もあると思うので、今後注目したいです。
Posted by akemin at 2006年04月01日 03:09
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